「第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議」開催趣意書
「こころのバリアフリー研究会」と財団法人精神・神経科学振興財団は共催で「第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議」を以下のように開催することになりました。
1.学会の名称
第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議
2.主催機関及び責任者名
主催:こころのバリアフリー研究会、公益財団法人精神・神経科学振興財団
会長 | 高橋清久 (公益財団法人 精神・神経科学振興財団) |
組織委員長 | 佐藤光源 (東北大学) |
プログラム委員長 | 樋口輝彦 (独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター) |
プログラム副委員長 | 井上新平 (高知大学) |
運営委員長 | 秋山 剛 (NTT東日本関東病院) |
募金委員長 | 下寺信次 (高知大学) |
3.会 期
平成25年2月12日(火)~14日(木)
4.会 場
砂防会館
5.会議の目的と開催意義
本会は世界精神医学連盟(WPA)の「アンチスティグマ分科会」の活動の一環として企画された ものですが、WPAでは長年にわたって定期的に国際会議を開催しております。
平成15年に「アンチスティグマ研究会」が精神障害の偏見是正の志を同じくするものが集まっ て結成されましたが、その源流は日本精神神経学会のアンチスティグマ委員会にあります。平成1 4年に精神分裂病を統合失調症に呼称変更という大事業を完遂した後に、同学会委員会活動を 支援するとともにより活動範囲を広げるために学会から離れ、企業の支援などを受けながら精神 障害者の社会参加や自立に向けて取り組んでいる個人やグループの活動を顕彰する事業や、海 外との交流を行ってきました。しかし、平成22年4月、それまでの活動をさらに発展させるために 同研究会を発展的に解散し、新たに規約を制定して名称も「こころのバリアフリー研究会」に改め、 現在、法人格の獲得、組織の充実を目指しているところです。
これまでわが国では、厚生労働省の「こころのバリアフリー宣言」、日本精神神経学会の精神分 裂病の名称変更やアンチステイグマ委員会活動、日本学術会議からの「こころのバリアフリーを目 指して」報告書、「こころのバリアフリー研究会」活動などに加え、多くの医療機関、福祉団体、当 事者・家族の活動等多種多様な正しい知識の普及啓発・アンチスティグマ活動が展開され、徐々 にその効果は上がっておりますが、いまだ道遠しの観があります。
今回企画しております国際会議は、我が国の個々の活動を結集して、さらに先進的な外国の活 動状況を学び、近隣諸国との交流を図り、精神障害に対する誤解偏見の問題点を明らかにし、そ れを是正するための方策を考えることを目的としています。
6.開催計画の概要
- 参加予定人員 約350 名
- プログラム
- ① 基調講演
- ② 特別講演
- ③ シンポジウム
- ④ ランチョンセミナー
- ⑤ 一般演題
つきましては国民各位、関連団体・企業のご理解をいただき、絶大なご協力並びにご支援を賜りたくお願い申し上げる次第です。
平成24年3月1日
第6回世界精神医学会アンチスティグマ分科会国際会議
会長 高橋清久
組織委員長 佐藤光源
プログラム委員長 樋口輝彦
プログラム副委員長 井上新平
運営委員長 秋山 剛
募金委員長 下寺信次
開催趣意書(PDFファイル)
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関連情報
更新履歴
- 2012年6月6日 PDFファイルの追加
- 2012年3月7日 公開